広葉樹– tag –
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07 | 樹木図鑑
【ダケカンバ/岳樺】Betula ermanii|森林限界の指標、亜高山帯生態系の樹種
ダケカンバ(Betula ermanii)はカバノキ科の落葉高木で、標高1,500-2,500mの亜高山帯〜森林限界の指標樹種。赤褐色〜橙褐色の薄く剥がれる樹皮、暴風・積雪に適応した湾曲樹形でシラカンバと識別される。気乾比重0.55-0.65、登山・自然観察文化の象徴、気候変動下の森林限界上昇リスクまで整理します。 -
07 | 樹木図鑑
【クリ/日本栗】Castanea crenata|縄文1万年の栽培樹種、耐朽性最高の構造材と食用栗の戦略
クリ(Castanea crenata)はブナ科クリ属の落葉広葉樹。気乾比重0.55-0.65・曲げヤング係数9-12GPaの構造材で、広葉樹中最高水準の耐朽性。三内丸山遺跡の縄文クリ栽培、戦前の鉄道枕木、現代の丹波栗ブランドを数値で解説します。 -
07 | 樹木図鑑
【タカノツメ/鷹の爪】Gamblea innovans|3出複葉と鷹の爪型冬芽、山菜と紅葉の里山樹種
タカノツメ(Gamblea innovans)はウコギ科の落葉小高木で、冬芽が鷹の爪のように鋭く湾曲する独特の形質と3出複葉で識別される里山樹種。コシアブラ・タラの芽と並ぶ春の山菜、秋の黄葉、里山林の生物多様性指標種としての多面的価値、森林環境譲与税の活用まで整理します。 -
07 | 樹木図鑑
【ソメイヨシノ/染井吉野】Cerasus × yedoensis|お花見文化の主役、クローン栽培品種の世代交代課題
ソメイヨシノ(Cerasus × yedoensis)はバラ科サクラ属の落葉高木で、江戸末期作出の園芸品種。全国の個体が遺伝的同一クローン、気象庁桜前線の指標樹種として日本のお花見文化を象徴。気乾比重0.62-0.72、樹齢60-80年の「ソメイヨシノ問題」、ジンダイアケボノ等への代替まで整理します。 -
07 | 樹木図鑑
【ホオノキ/朴の木】Magnolia obovata|日本最大級の葉、木彫・刀剣鞘・朴葉味噌の伝統樹種
ホオノキ(Magnolia obovata)はモクレン科の落葉高木で、日本産樹木で最大級の葉(20-40cm)と直径15cmの大型白花を持つ。気乾比重0.45-0.55の軽軟材で「彫刻材の王様」と称され刀剣鞘・下駄・木彫・版木の伝統工芸を支える。朴葉味噌・朴葉寿司の郷土食文化、漢方薬「厚朴」の薬用価値、6次産業化まで整理します。 -
07 | 樹木図鑑
【コシアブラ/漉油・金漆】Eleutherococcus sciadophylloides|山菜の女王と金漆の伝統樹種
コシアブラ(Eleutherococcus sciadophylloides)はウコギ科の落葉小高木で、若芽が「山菜の女王」と称される高級山菜樹種。樹皮樹脂は古代の漆代用「金漆」として武具塗装に使用、現代は東北・北陸の春山菜市場で1kg数千〜1万円のプレミアム流通。気乾比重0.45-0.55、放射能汚染下の産地復興、森林環境譲与税の活用まで整理。 -
07 | 樹木図鑑
【タブノキ】Machilus thunbergii|潮風に強い線香原料・防潮林の戦略樹種
タブノキ(Machilus thunbergii)はクスノキ科の常緑高木で、潮風に強い防潮林の中核樹種。樹皮粉(タブ粉)は線香の結合剤として淡路島の線香産業で必須素材。気乾比重0.55-0.65、海岸防災林、社寺境内林の御神木としての多面的価値を整理します。 -
07 | 樹木図鑑
【スダジイ】Castanopsis sieboldii|照葉樹林の代表優占種、神社境内林の中核樹種
スダジイ(Castanopsis sieboldii)はブナ科シイ属の常緑高木で、日本の照葉樹林(暖温帯常緑広葉樹林)の代表優占種。樹齢千年級巨木が神社境内林・社叢林の中核を担う。気乾比重0.55-0.65、シイの実食文化、明治神宮・住吉大社の天然記念物樹種、森林環境譲与税の活用まで整理。 -
07 | 樹木図鑑
【ヤマモモ】Morella rubra|甘い赤実の食用樹種、四国地方の地域食材
ヤマモモ(Morella rubra)はヤマモモ科の常緑広葉樹。つぶつぶした甘い赤い実が食用。雌雄異株で本州中部以西〜沖縄の沿岸部に分布。徳島・高知の地域食材としての価値を解説します。 -
07 | 樹木図鑑
【イヌブナ】Fagus japonica|里山林業の中核樹種、ブナとの住み分けと家具材としての位置付け
イヌブナ(Fagus japonica)はブナの近縁種で、本州福島以南〜九州の低標高に分布する落葉広葉樹。気乾比重0.55-0.60・曲げヤング係数9-11GPaの構造材で、家具・合板・薪炭材として里山林業の主要構成種。ブナとの住み分けと現代の再評価を解説します。