07 | 樹木図鑑– category –
日本の主要樹種を、和名・学名・科属・特徴・用途で体系化した検索可能な樹木リファレンス図鑑。
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【ソメイヨシノ/染井吉野】Cerasus × yedoensis|お花見文化の主役、クローン栽培品種の世代交代課題
ソメイヨシノ(Cerasus × yedoensis)はバラ科サクラ属の落葉高木で、江戸末期作出の園芸品種。全国の個体が遺伝的同一クローン、気象庁桜前線の指標樹種として日本のお花見文化を象徴。気乾比重0.62-0.72、樹齢60-80年の「ソメイヨシノ問題」、ジンダイアケボノ等への代替まで整理します。 -
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【ホオノキ/朴の木】Magnolia obovata|日本最大級の葉、木彫・刀剣鞘・朴葉味噌の伝統樹種
ホオノキ(Magnolia obovata)はモクレン科の落葉高木で、日本産樹木で最大級の葉(20-40cm)と直径15cmの大型白花を持つ。気乾比重0.45-0.55の軽軟材で「彫刻材の王様」と称され刀剣鞘・下駄・木彫・版木の伝統工芸を支える。朴葉味噌・朴葉寿司の郷土食文化、漢方薬「厚朴」の薬用価値、6次産業化まで整理します。 -
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【エゾマツ】Picea jezoensis|北海道道木にして世界の楽器響板用材、軽量・高剛性の構造特性と音響適性
エゾマツ(Picea jezoensis)は北海道の道木に指定された主要針葉樹。気乾比重0.42-0.45・曲げヤング係数10-12GPaの軽量・高剛性構造材で、バイオリン表板・ピアノ響板の世界最高級材として欧州楽器産業に輸出。音響特性と楽器材プレミアムブランド戦略を数値で解説します。 -
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チチタケ属(Lactarius)─乳液を出す外生菌根菌
キノコを傷つけると、断面からじわりと乳液がにじみ出る——そんな仲間がいます。チチタケ属(Lactarius)です。属名はラテン語のlac(乳)に由来し、和名の「乳茸」もこの性質をそのまま映しています。栃木県では「ちたけ」と呼ばれ、夏のお盆に欠かせない郷土... -
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【コシアブラ/漉油・金漆】Eleutherococcus sciadophylloides|山菜の女王と金漆の伝統樹種
コシアブラ(Eleutherococcus sciadophylloides)はウコギ科の落葉小高木で、若芽が「山菜の女王」と称される高級山菜樹種。樹皮樹脂は古代の漆代用「金漆」として武具塗装に使用、現代は東北・北陸の春山菜市場で1kg数千〜1万円のプレミアム流通。気乾比重0.45-0.55、放射能汚染下の産地復興、森林環境譲与税の活用まで整理。 -
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【タブノキ】Machilus thunbergii|潮風に強い線香原料・防潮林の戦略樹種
タブノキ(Machilus thunbergii)はクスノキ科の常緑高木で、潮風に強い防潮林の中核樹種。樹皮粉(タブ粉)は線香の結合剤として淡路島の線香産業で必須素材。気乾比重0.55-0.65、海岸防災林、社寺境内林の御神木としての多面的価値を整理します。 -
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【ヒノキ】Chamaecyparis obtusa|耐朽性の構造特性とスマート林業による経営再構築
ヒノキ(Chamaecyparis obtusa)の構造材としての力学特性と心材耐朽性、円安下の立木価格上昇、スマート林業によるサプライチェーン再構築、ヒノキ漏脂病の経営インパクト、再造林コスト191万円/haの実証データを、行政施策と経済合理性の両面から定量的に解説する専門記事。 -
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【オオシラビソ】Abies mariesii(アオモリトドマツ)|樹氷を形成する多雪地亜高山帯針葉樹、観光経済200億円規模の保全戦略
オオシラビソ(Abies mariesii・アオモリトドマツ)は日本海側多雪地の亜高山帯針葉樹林の優占種。蔵王・八甲田の樹氷を形成する世界的観光資源で、年間150-200万人を集客。気乾比重0.35-0.45の軽量構造材と気候変動下の樹氷消失リスクを数値で解説します。 -
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【スダジイ】Castanopsis sieboldii|照葉樹林の代表優占種、神社境内林の中核樹種
スダジイ(Castanopsis sieboldii)はブナ科シイ属の常緑高木で、日本の照葉樹林(暖温帯常緑広葉樹林)の代表優占種。樹齢千年級巨木が神社境内林・社叢林の中核を担う。気乾比重0.55-0.65、シイの実食文化、明治神宮・住吉大社の天然記念物樹種、森林環境譲与税の活用まで整理。 -
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【ヤマモモ】Morella rubra|甘い赤実の食用樹種、四国地方の地域食材
ヤマモモ(Morella rubra)はヤマモモ科の常緑広葉樹。つぶつぶした甘い赤い実が食用。雌雄異株で本州中部以西〜沖縄の沿岸部に分布。徳島・高知の地域食材としての価値を解説します。