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03 | 樹を木に
林業所得|林家1戸あたり年収の構造分析
林家1戸平均林業所得30万円(2020)は農家所得110万円の3分の1。主業林家4,000戸(全体の1.6%)の希少性、立木価格1980年比1/6下落、世帯総所得500万円中の林業シェア6%、雇用労働者340万円との対比を解析。 -
02 | 育みと収穫
林業労働の安全衛生|振動障害・転落・チェーンソー事故
林業労働の安全衛生3大リスクである振動障害・転落・チェーンソー事故を解剖。振動障害認定累計2万人超、転落年240件、切創年180件の構造と、フルハーネス・チャップス義務化の効果、防振工具普及の改善経緯を分析。 -
03 | 樹を木に
林業労働災害|死傷年千人率24.7の業界比較
林業の死傷年千人率24.7(2023)は全産業平均2.4の約10倍、建設業4.7の5倍超で先進国中最悪水準。年間死亡25-35人・休業災害1,200-1,500人、伐倒木激突45%・転落20%の災害類型を分析、ドイツ8.0・米国6.5との国際比較。 -
04 | 経済とのつながり
緑の雇用事業|新規就業者支援の経済規模分析
緑の雇用事業は2003年開始、累計2万人超・年間予算60-70億円の林野庁中核制度。3段階キャリアラダー、1人700万円規模の手厚い給付、3年定着率75%の構造を分析。新規就業3-4割を支える林業労働力対策の最大装置。 -
02 | 育みと収穫
林業就業者の高齢化|65歳以上比率24%の世代交代
林業就業者の65歳以上比率24%(2020)は全産業平均14%の1.7倍。団塊世代13,000人の2025-2030年集中リタイアと緑の雇用1,000-1,500人/年新規流入の収支構造を分析、農業70%・漁業38%との比較で位置づけ。 -
02 | 育みと収穫
林業就業者数43,500人(2020)|1980年比1/4の構造変化
林業就業者43,500人(2020)は1980年146,000人の70%減。第一次産業最大の縮小率の中、65歳以上24%・35歳未満17%の年齢構成、北海道4,500人を筆頭とする上位10道県55%集中の構造を分析。 -
04 | 経済とのつながり
林産物の流通段階|山元〜消費地までの流通マージン分析
スギ立木3,500円/m³から最終消費地90,000円/m³まで約25倍に拡大する流通マージンを7段階で分解。伐出費7,500円・市場手数料1,500円・製材歩留まり55%・プレカット加工費20,000円の累積構造を数値で解明。 -
05 | 木と暮らす
工業用薪|直接燃焼・チップ燃焼の構造
工業用薪・チップ市場は燃料材1,200万t(国産900万t・輸入300万t)にFIT制度が10年で3倍拡大を牽引。流動床・ストーカ・ガス化の3方式が直接燃焼を支え、PKS・ペレット輸入で大型発電所が稼働する構造を分析。 -
04 | 経済とのつながり
木炭生産|黒炭・白炭・オガ炭の市場規模
国内木炭生産2.4万t・輸入3万tの市場構造を分析。1957年ピーク212万tから99%減も、紀州備長炭等の業務用ニッチ市場が安定。和歌山・高知・宮崎の3県で白炭の70%、中国・マレーシア・インドネシアで輸入の75%を占める。 -
04 | 経済とのつながり
木質ペレット生産|燃料用ペレット市場の年率成長
木質ペレット市場は国産25万t・輸入500万tの計525万t規模。FIT制度40円/kWh区分が市場拡大を牽引し、ベトナム・カナダ・米国の3カ国で輸入の82%を占める。発電燃料93%・産業熱5%・家庭用2%の用途構造を分析。