2025年7月– date –
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06 | 建築・暮らし
建築基準法改正と中大規模木造|2000〜2025年の防火・耐火規定の進展
建築基準法21条・27条・61条の耐火規定は2000年・2014年・2019年・2024年の改正で段階的に緩和。延焼防止建築物の概念で都市部の木造化が前進。最新2025年4月施行の改正までを整理。 -
07 | 樹木図鑑
【コシアブラ/漉油・金漆】Eleutherococcus sciadophylloides|山菜の女王と金漆の伝統樹種
コシアブラ(Eleutherococcus sciadophylloides)はウコギ科の落葉小高木で、若芽が「山菜の女王」と称される高級山菜樹種。樹皮樹脂は古代の漆代用「金漆」として武具塗装に使用、現代は東北・北陸の春山菜市場で1kg数千〜1万円のプレミアム流通。気乾比重0.45-0.55、放射能汚染下の産地復興、森林環境譲与税の活用まで整理。 -
02 | 森林経営
松露(Rhizopogon)と海岸クロマツ林─外生菌根菌と防災林機能
砂浜に広がるクロマツ林の地面を、熊手でそっとかくと出てくる小さな白い球——それが「松露(しょうろ)」、菌類ショウロ属(Rhizopogon)の子実体です。マツの根とだけ手を結ぶ外生菌根菌で、海岸の砂地でクロマツを塩と乾燥から守りながら、香り高い高級... -
02 | 森林経営
森林CO2吸収量|年間4,800万t-CO2(2023)の構造
日本の森林CO2吸収量は2022年度で約4,800万t-CO2、GHG排出量11.4億t-CO2の4.2%を相殺。人工林88%・天然林10%・HWP2%の内訳と、2014年ピーク5,300万t-CO2から2030年目標3,800万t-CO2への減少構造を解析します。 -
03 | 林業現場
林業就業者の県別分布|林業県と非林業県の構造比較
林業就業者4.4万人のうち上位10県で約60%が集中、宮崎2,800人・北海道2,500人・岩手1,900人がトップ3。林業県と非林業県の構造差、平均年齢53歳・新規就業3,000人/年の動向を都道府県別に解剖。 -
08 | 建築図鑑
Brock Commons Tallwood House:UBC学生寮53m18階の北米Mass Timber先駆
2017年完成のUBC学生寮Brock Commons(53m・18階・404戸)。完成時世界最高木造高層、RCコア+集成材+CLTのハイブリッド、encapsulated mass timber設計、北米IBC改正への影響を解説。 -
05 | 木材経済
樹液(メープルシロップ等)|日本国内市場
日本のメープルシロップ消費は2023年で約500t・市場規模30億円、輸入依存度97%超でカナダ産が独占。国内樹液採取は北海道・東北・本州山地で年産数t規模、イタヤカエデ・シラカバを原料に観光体験事業と結合。世界8万t市場のうちケベック州が75%を占める寡占構造を解剖します。 -
02 | 森林経営
森林経営管理制度の市町村実施率82%|進捗と課題
森林経営管理制度(2019年施行)の市町村実施率は2024年度82%(1,718中1,400市町村)に到達。意向調査累計30万件・経営委託累計5,000ha・林業経営者への再委託2,000haの進捗と、所有者不明森林・林業経営者供給・境界画定の3大課題を解剖します。 -
05 | 木材経済
木材需給表(林野庁)の読み方|用材・燃料材・しいたけ原木
林野庁「木材需給表」は用材7,300万m³・燃料材1,200万m³・しいたけ原木20万m³の3区分集計で総量8,500万m³。製材自給率55%・合板85%・チップ26%の用途別差異と、自給率42.4%の計算方法を解説します。 -
04 | 製材・加工
樹木のキャビテーション─乾燥ストレスと木部水柱破断
木は、ポンプを持っていません。それなのに、樹高100メートルのセコイアでも、てっぺんの葉まで水を吸い上げています。その秘密は、葉から水が蒸発する力で水を「引っぱり上げる」しくみ――糸のように細い水の柱を、根から梢まで途切れさせずにつないでいる...